2022-01-302022年01月30日 17:19

■おはようございますコウセイです。

 ●PS1のBIOSを吸い出す。
 最近Mister FPGAでのPSコアが熱い事になっているので
 「これはそろそろ実機BIOSがいるな!」となったので吸い出す事にしました。

 まず初代PSことプレイステーションのBIOSは何故必要なのか。
 エミュレータで使うからです。それだけです。
 
 ぶっちゃけネットを少し検索すれば余裕で見つかりますが
 それじゃ面白くないですし何より堂々と「PSエミュで遊んでるよ!」と言えないです。
 気分の問題ですね。後はゲームを遊ぶモチベーションにもつながります。私の場合。
 
 PS1のBIOSは入手する手段が豊富です
 しかも比較的簡単にBIOSが吸い出せます。
 むしろ実機から吸い出すのが一番面倒だと思います
 わざわざ実機から吸い出すのは
 このみょーんみょーんな画面とメモリーカード管理画面があるからですかね。
 別に無くてもエミュは動くのでこれまた実は気分の問題です。

 なので実際今実機PSからBIOSを吸い出すというのはやらなくても良い事です。はい。
 それでも気分の問題は大事だ!という人のために
 今回は令和最新版のPS実機BIOS吸い出し方法を書いていきます。
 前フリ長い上に相変わらず他人の情報に丸投げですが気にしないで下さい。

 大まかな流れとしては
 1.PSX damper 2.6をCD-Rに焼く。
 2.PSの蓋を開けてもCDが回るようにしてディスクを入れ替えてダンパーを立ち上げる。
 3.空のメモリーカードにBIOSを分割DLする。
 4.分割DLしたBIOSをPCに移して結合、BIOS完成。

 という事になります。例によって環境はWindows10です。
 
 ではそれぞれ説明していきます。
 1.CD-Rに焼くといきなりありますけども
 当然そのためにはPCと焼けるDVDドライブとCD-Rが必要になります。 
 もうその辺りは持っているものとします。無ければ用意して下さい。
 PSX damperはこちらにあります。DLして解凍するとフォルダがいくつか出来るので
 「Dumper CD image」の中にあるdamper.cueを使ってCD-Rにデータを焼きます。
 imgburmでも使うとよろしいかと思います。damper.cueを指定して焼きます。
 書き込み速度はX10で!

 出来上がったCD。ディスク入れ替え用の適当なゲームも用意しておきます。
 
 2.PS本体を用意します。
 今回はジャンクで買ってきた300円のSCPH-7000です。
 動作確認したらちゃんと動いたのでラッキーでした。
 正常にゲームとメモリーカードを読み込む本体を用意しましょう。
 本体の型番は何でも良いです。
 初期の型番はディスク入れ替えのタイミングが変わるのですが
 今は初期本体自体が入手困難なので気にしなくて良いです。

 後は本体の蓋を開けると右上にあるセンサーを抑えるように
 適当なものを用意します。切った割り箸とかテープとか何でも良いです。
 自分の場合は買ったPSにバネが付いていたのでそのまま利用しました。
 前の持ち主も似たようなことをしていたんでしょうか。

 ここまで準備が出来たらダンパーの立ち上げです。
 肝心な所ですが動画で説明している人に丸投げします!
 コレをよく見てディスクの入れ替えをして立ち上げて下さい
。結構簡単。

 3.後は画面に従って空のメモリーカードに分割してDLしていきます。
 空のメモリーカードは2枚あったほうが良いかな!順番に使うのがヨシ。
 
 4.で、分割DLしたBIOSをメモリカードからPCに移すわけですが
 メモリーカードアダプターを持っている人はコレを使ってPCに移していきます。
 メモリーカードアダプターについては過去の記事を参考にして下さい

 メモリーカードを読み込んでから Save MCでファイル名をPart1.mcrで保存。
 その後New MCでまっさらにしてその状態をメモリーカードに書き込んで空にします。

 これをPat1から5まで繰り返して作ります。
 そのファイルを1で解凍して出来た「BIOSmerge Windows」フォルダに入れて
 BIOSmerge.exeを起動します。そうすればBIOSファイルの完成です。お疲れさまでした。
 後はエミュなりなんなりに合う形式にして動作確認でもしてみて下さい。

 しかしちょっと調べてみたのですが今メモリーカードアダプターが結構高いですね。
 5~6千円するみたいですね。
 PS2は無視してPS1のメモリーカードだけをPCで読み書き出来るようにするのであれば
 自作するという手もあります。Arduinoと聞いてわかる方なら簡単に出来る!と思います。
 その際のメモリーカードクライアントはこちらになります
 こちらのソフトはPS3メモリーカードアダプターでも使えるみたいですね。

 自作はちょっと...という方はAliでPS1専用メモリーカードリーダーと検索すれば
 作って売っている業者が出てくるので
 安く済ませたい方は購入を考えてみてはいかがでしょうか。
 見た感じ端子がかなり貧弱なんでPSのマルチタップを中古で買って
 メモリーカードスロットを引っ剥がしてつけるとかしたほうが良いかも。

 というわけでざっとですがPS1実機からBIOSを吸い出す説明をしてみました。
 お暇な方はひとつチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 PS1はまだまだ遊べるよ!

■それではまた次回。

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