2020-08-312020年08月31日 17:49

■おはようございますコウセイです。

 ●ゲームキューブにSwissを導入してみる。
 ゲームキューブで色々やってみたいと思うと
 Swissってやつが必要だな?という事になると思います。
 そこで調べてみるといくつかの手段があると思うのですが
 ここでは現時点で一番安くて楽に済む方法を紹介したいと思います。

 ちなみにSwissを導入すると何が出来るのか説明してみますと
 ・バックアップ保存したゲームキューブのisoファイルでゲームを動かせる。
 ・Swissの設定で解像度やら何やらが設定出来るように。
 ・ゲームキューブで動かすアプリ(dolファイル)の起動が楽に出来る。
 GBプレーヤーが色々改善されるGBIとか
 ゲームキューブのBIOSを吸い出したりとか。
 そんな感じです。

+++尚、記載している事はすべて自己責任で行って下さい+++

 用意するハード。例によってPCは持っているものとして除外。
 ・Wii一式
 ・ゲームキューブ一式
 ・GC用メモリーカード
 ・GC用メモリーカードSDカードアダプタ or SD2SP2
 ・SDカード2枚
 ・swiss起動用ゲーム(ゼルダの伝説 風のタクト)

 説明。
 ・Wii一式
 GC用メモリーカードにSDカードからswissのブートファイルを書き込むのに必要です。
 他にもGC、Wiiのソフトをバックアップするのにも必要です。
 中古で一式3千円くらいです。持っていなければ買っちゃいましょう。
 
 ・ゲームキューブ一式
 HDMI化を考えている方は本体後ろにデジタルAVアウト端子があるもの、
 SD2SP2の使用を考えている方は本体裏面にシリアルポート2があるものを探して下さい。
 物は探せばあると思います。

 ・GC用メモリーカード
 Swissブートに必要。容量は余裕をもって251の物を用意しましょう。

 ・メモリーカードSDカードアダプタor SD2SP2
 GCにSDカードを読み込ませるために必要です。
 メモリーカードアダプタはamazonだと1000円前後、
 AliExpressだと500円前後で売っています。
 「ゲームキューブ メモリーカード アダプタ」で調べると出てきます。

 SD2SP2はGC裏面にあるシリアルポート2に挿して使うものなので
 手持ちのGCを確認して下さい。
 amazonで1000円前後、AliExpressだと200円前後で売っています。

 どちらを選んでも良いのですが個人的にはメモリーカードアダプタの方をお勧めします。
 ゲームを入れたり新しいファイルを入れ替えるのに
 いちいち裏面から取り出すのは面倒だと思うので。もちろん両方使用してもかまいません。
 メモリーカードスロットとシリアルポート2からの読み込み速度に
 差はほぼ無いと見たのでその辺りは気にしなくてよいかと。

 ・SDカード2枚。
 1枚はWii用、1枚はGC用として使います。
 容量は吸い出しにも使うので8ギガ以上が良いと思います。
 1枚でWii、GCと兼用しても良いと思いますが面倒なのでここは2枚で。

 Swissの導入を調べていると2ギガのを使えって書いていたりするんですけども
 それはAR(アクションリプレイ)を使う場合です。
 今回ARは使わないので2ギガ縛りはありません。
 ていうかARは改造なしの日本版GC本体じゃ使えないと思うので注意。

 ・swiss起動用ゲーム
 swiss起動には起動用のゲームディスクを使います。
 ゲームディスクは説明の手間を省くために「ゼルダの伝説 風のタクト」を使います。
 起動も一番簡単だと思います。タイトル画面が出たらAボタンを押すだけです。
 ゲームによって立ち上げ手順が違ったりするので気をつけて下さい。

 起動にゲームディスクを使いたく無い!という方はMODチップを導入することになります。
 これについてはまた別に書くかもしれません。

 ではswissの導入までの説明をしてみます。
 まずここを見てWiiにHomeBrewChannel(HBC)を導入してください
 同サイト内にWiiとGCソフトのバックアップの取り方も書いているので
 そちらも出来るようにしておいて下さい。
 いきなり丸投げですけども私が書くよりわかりやすく書いてくれているので
 頑張ってやってみてください。

 後は画像の番号順に説明していきます。

 ①Swissの最新版をDLゼルダの伝説用のセーブファイルをDLします。
 他のゲームを使用したい方は
 対応ゲームのセーブファイル(gciファイル)を探してDLして下さい。

 用意したSDカードに「MCBACKUP」というフォルダを作ります。
 
 DLしたSwissを解凍すると中にGCIフォルダがあります。
 その中にあるファイル「boot.gci」と
 ゼルダの伝説用セーブファイルを解凍して出来た「gzlj.gci」を
 先程SDカードに作った「MCBACKUP」フォルダにコピーします。

 WiiにSDカードとGCメモリーカードを挿してHBCを立ち上げます。
 Wiiでバックアップを取れるようにした時に導入したGCMM
 boot.gci、gzlj.gciファイルをGCメモリーカードにコピーします。
 これでSwiss立ち上げ用のメモリーカードが出来ました。
 このメモリーカードはGCメモリーカードスロットAに挿しておいて下さい。

 ②GCメモリカードアダプタor SD2SP2に使うSDカードに
 ゲームisoファイルを入れるなりGBIのdolファイルなりを入れておきます。
 GCのBIOSを吸い出すのはこちら
 メモリカードアダプタはGCメモリカードスロットBに挿しておいて下さい。

 ③これでゼルダの伝説 風のタクトを起動して
 タイトル画面から進めばSwissが起動するはずです。

 自分で書いていても「わかりにくいかな」と思いましたが
 これが現状で一番楽でお安くすむ方法だと思います。
 SwissやGBIの使い方は検索して探してみて下さい
 
 少々敷居は高いかもしれませんがSwissを導入してみたい方はおひとつどうぞ。

■それではまた次回。

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